入会のきっかけ

叔母の死をきっかけにスピリチュアル関連の本を電子書籍で読み漁っていたときに、水波先生の本に出合ったのがきっかけです。

それ以前にも、スピリチュアル関連の情報に熱中していた時期がありました。大学生のころは、霊能者のブログにハマりました。その中で死後の世界について説明されていて、関連するサイトを見るうちにシルバーバーチの霊訓にたどり着きました。それまで見てきた情報は霊魂が関わっていた個々の事件についてのものでした。霊魂の世界の仕組みや実態のような、より大きな視点の情報は初めて見たので、とても感動したのを覚えています。

それから数年経って、スピリチュアル熱も冷めてきたころ、叔母がガンで亡くなりました。最初の手術後は早期発見できてよかったと安堵していたのに、翌年に転移が見つかり、それから1年もたたずに亡くなりました。死が身近に感じられてショックでした。再びスピリチュアルに熱中し、電子書籍で霊能者の本を読み漁っていたとき、おすすめに水波先生の本が出てきました。電子書籍には、書店に並んでいるものが電子化されている場合と、個人が制作し公開している場合がありますが、水波先生の本は後者でした。個人出版の電子書籍は誰にでも作れてしまうので「怪しそう」という先入観で敬遠していたのですが、サブスク加入で読み放題の対象になっていたこともあり、興味本位で開いてみました。

すると、その当時の自分のなかで最高の理論だった、シルバーバーチの霊訓を明確に否定する内容が書かれていて、読みながら、「いろんな人が関わって世に出ているシルバーバーチを一個人が否定するなんて」と思いました。また、富士の神やキリストまで登場してきて話が壮大になっており、カルト宗教に近いものを感じて不安でした。

ただ、水波霊魂学が主張する死後の世界はとてもシンプルでした。シンプルなあまり、やや冷酷な面もありました。例えば、水波霊魂学では天国に行くか地獄に行くかは死んだときの幽体の状態で決まります。閻魔大王が生前の行いの善し悪しで行先を決めるわけではありません。死んだときの幽体の状態に応じて、法則により、勝手に天国または地獄に向かいます。シンプルではありますが、そうなると、幽体が良好な連続殺人犯が天国に行って、幽体が不調な慈善活動家が地獄に落ちることもあり得るのです。

この主張を初めて見たときはショックでした。心のどこかで、「死後の世界くらいは公平であってくれ」と思っていました。ですがそのとき、「オッカムの剃刀」を思い出しました。これは私が好きな考え方で、簡単に言うと「物事を説明する方法が複数あるときは、最も単純なものを選べ」というものです。自分の感情は一旦脇に置いて、この観点で見ると、受け入れるべきなのは水波霊魂学のほうでした。

それから水波先生の本をひと通り読んで、入会を決意しました。多少悩みましたが、メールひとつで簡単に退会できるとのことでしたので、それならば、とりあえず入会して合宿に出てみたうえで、継続するか考えればいいと思いました。なぜ現在も入会を続けているのかについては、また別の記事で書こうと思います。

もし、この記事を読んで水波霊魂学に興味を持たれた方がいたら、ぜひ「水波一郎」で検索して水波先生の本を読んでいただきたいです。まずは、タイトルが気になったものを選べばいいと思います。どの本にも水波霊魂学の初歩的な内容は書いてあります。その厳しさと優しさが多くの人に伝わることを願っています。

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